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【決定版】90分でできる失敗しない正しい洗車の方法

洗車の方法には多くの方法があります。

・手洗い洗車
・機械式洗車
・ガソリンスタンドのスタッフの洗車
・洗車専門店のプロの洗車

知識や道具が豊富なプロに任せるのが近道ですが、費用が高かったり、周辺に店舗なく依頼できないことがよくあると思います。

そこでプロが実際にしている洗車方法を取り入れ、家や手洗い洗車場でできる正しい洗車方法で愛車を美しくしましょう。

正しい洗車方法を学ぶ

時間、準備を整える

洗車をする時間

・夏は炎天下をさけて25℃以下

・冬は気温が10℃以上

・風が強い日はNG

洗車をする時間は夏であれば気温が25℃超えない6〜8時、17〜19時を推奨しています。

洗車の天敵は炎天下です。太陽の光を直接受ける時間や夏場では気温が高い日中には洗車をしないことをおすすめします。最近では4月や10月でも25℃を超える日がときどきあります。25℃を超えた日差しの中で洗車をするとボディ表面が70~80℃まで上がり水滴がすぐ乾いてしまい水シミとなります。

コーティング剤やワックスを施工する際にも高温になってしまったボディ表面での施工はかなりムラになりやすく、コーティング本来の性能を出せなくなります。

冬は暖かい日中をおすすめをします気温が5℃を以下であればコーティングの施工に悪影響があったり、寒さ対策が必須となりますので体調をくずさないようしっかりと暖かい格好をしましょう。

風が強いと洗い終わったあとに砂埃がついたり、洗車場であれば隣の水滴が飛んでくるケースがあります。拭き上げの際にダメージになったり、拭いたあとに水滴がついてしまったりとデメリットが多いため風が強い日は洗車を控えましょう。

洗車をするための準備

洗車するには最低限揃えておかないといけない道具があります。

・ホース

・バケツ

・シャンプー

・スポンジ2つ(ボディ用とホイール用)

・大判の拭きあげ用マイクロファイバークロス

5点の道具を正しいタイミングで正しい使いかたをすれば洗車での失敗をしません。下記では私の失敗談などを交えながら洗車に対する悩みを解決していきましょう。

手洗い洗車5つの手順

予洗い(10分間)

洗車していくための第一歩は予洗いです。ホースを使用し車に付着した汚れを浮かせながら落としていきます。

予洗いの方法

予洗いの方法は車体の上面からはじめ徐々に下面に向かって洗っていくのが基本です。

屋根→窓ガラス→ボンネット→ドア→ホイール・タイヤの順です。

重要なポイントとして10分程度時間をかけて全体をじっくり流すことです。
車体に付着している砂埃はサッと流しただけではなかなか落ちないため、予洗いでは水を多量にかけることで汚れを浮かしながら流してください。ホイールやタイヤハウス内は特に泥や融雪剤が固着している場合が多いため入念に洗い流すことをおすすめします。

ホースを購入時はノズルが付属しているものを選ぶ
 ノズルがあると水の勢いや噴出するパターンを変えられることができ、こびりついた汚れにはストレートの水形、すすぐときにはシャワーの水形など用途にあわせた使い方ができます。

ホース購入時はご家庭の蛇口の形状を確認してから
 私が過去にホースを購入した際に蛇口の形状と付属してくるアダプタが適合せず、急いでアダプタを購入しなおしたことがありましたので注意してください。

シャンプー洗車(50分)

洗う工程では予洗いをして出来るかぎりの砂埃を落とした状態の車体をシャンプー洗車していきます。ここでも予洗いと同様に洗車キズをつけないためのポイントを抑えてやっていきましょう。

ホイール洗浄

バケツにしっかりと泡立てたシャンプー液を作ります。  
泡立てる方法はバケツに半分ほど水をはり、そこに適正の希釈倍率のシャンプーを入れますれ、ホースノズルのストレートなどの水形で一気に泡立てます。
この方法ですとしっかりとシャンプーの原液が撹拌されるとともにモチモチの泡が作れます。
よく勘違いされているのがシャンプー液の量です。バケツに対して水8:泡2が一番車を傷つけず優しく洗うことができます。

シャンプー液を作る際は希釈倍率を守る
 希釈倍率が濃すぎるとすすぎきれず成分が残り乾いてシミになるリスクがある。
 少ない場合でもシャンプー液の目的である潤滑性が足りず洗車キズのリスクとなる。

シャンプーは水が多め!!
 シャンプーを作る際は
 6Lバケツに水をいれる→カーシャンプーを適正倍率入れる→ホースノズルのスト
 レートで8〜10Lまで一気に撹拌する

10L程度のシャンプー液を作るとホイール専用スポンジに十分シャンプー液を含ませまずはホイールを洗っていきます。
ホイールはダスト汚れや泥汚れ、融雪剤の固着がひどい場合が多いので手が届くところは入念に洗っていきます。洗ったスポンジには多量の汚れがついていますので一本洗うごとに丁寧にすすぎましょう。

ボディ洗浄

ボディもホイールと同様にボディ専用スポンジに十分にシャンプー液を含ませ

屋根→窓ガラス→ボンネット→ドア

の順番で洗っていきます。この時気温が高くシャンプー液がボディ表面で乾いてしまうとシミになりダメージになります。

このリスクを回避するためにボンネット→ドアへ移る間に1度ボディを流してしまいましょう。手間に感じるかと思いますが高温になったボディを実際に手で触り冷たくなるまで流します。

春や秋でもボディが高温になることもあるためその時に応じて適宜水で流してあげましょう。

すすぎ(5分)

すすぎの方法

シャンプー洗車を終了し、ボディに残っているシャンプー液をすすいでいきます。

すすぎのポイントとしてはホースノズルのシャワーの水形でボディ上面から順に下面に向けて流していきます。シャンプー液がボディ表面やドアやボンネットの隙間に残ってしまうので入念に多量の水ですすぎます。

すすぎ残しが多い箇所

ワイパー下部、フロントグリルメッシュ部、ドアノブ、ドア隙間、ナンバープレート裏、ボディ下部、サイドミラーの内側

このポイントを抑えシャンプー洗車でキレイにした所をシミを付けずバッチリ輝かせましょう。

拭きあげ(15分)

拭きあげの方法

しっかりとすすいだボディを大判の拭きあげ用マイクロファイバータオルでスムーズに仕上げていきます。

こちらも天井からボディ下部の順で進めます。

天井やボンネット、フロントガラスなどには大きく広げゆっくりと引っ張ってくることで1面を少ない回数で拭きとることができます。ボディサイド部は3つ折りにし優しく押し当てるようにして拭きあげます。

メリット

大判の拭きあげ用マイクロファイバータオルではスムーズかつ、優しく拭きあげることが可能になりますので是非1枚ご用意ください。

せっかくキレイにしたボディを拭きあげが遅くて水滴が水シミになったり、焦ってゴシゴシと拭くと洗車キズになってしまいます。

正しい洗車の方法で実践してみよう

ここまで見て頂けたならあとは実践です。場所や時間、道具の準備など取り組みにはハードルが多くあると思いますが洗車は頻度を多くし、軽度なシミや汚れを重度なダメージにしないように心がけましょう。

月に1~2度ほど洗車をするだけで深刻なダメージになることを回避が可能になります。

継続した洗車をするためには楽しくするのが1番です。愛車がキレイになることに喜びを覚えながら楽しく頑張りましょう。